KSバスターの中根です。
アメリカカンザイシロアリの被害に気付くには、糞が確実ですが、糞以外にも気づくポイントがあります。
それは翅アリと翅そのもです。
家の中を見慣れない大きな翅アリが飛んでいたら、それはアメリカカンザイシロアリの可能性があります。
特徴は黒っぽくくびれの少ない体です。
家の中で落ちている翅を見つけることもあります。
黒っぽい半透明の翅で、二枚重ねるとほぼ黒になる特徴があります。
翅アリは黒アリや他のシロアリでも存在しますので、見分けるの慣れていても意外と難しいです。
私のおすすめの発見方法は、翅アリや翅を見つけたら、先日お伝えした糞山を探してみることです。
押し入れの奥やカーテンの裏など、普段人目につかない場所でひっそりと糞山を作っていることがよくあります。
参考文献
アメリカカンザイシロアリの生態と防除法,森本 桂,木材保存(Wood Preservation)35(2),44-51(2009)
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